次に何を学ぶべきか。
未合格のテスト、理解度、復習時期を、文法ごとに確認します。
- 「今日のおすすめ」から、そのまま受験へ
- 正答率を赤・黄・緑の3色で表示
- 忘れかけた文法と直近の受験履歴を確認
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日々の学習から到達度の確認までを、一つにつなぐ学習支援システム。 学習者が使うWebテストシステムと、先生・管理者が使うLMS(学習管理システム)の 2つで構成されています。
サプリメント日本語補助システムの学習フローは、言語習得と記憶の研究で 裏付けられた複数の方法を組み合わせ、理解と記憶の両面を強化します。
自分のレベルより少し上の日本語に大量に触れることで、習得は自然に進みます。各文法に10の例文を用意し、インプットの量を確保しています。
Krashen, S. D. (1985). The Input Hypothesis.復習しなければ、学んだ内容は時間とともに失われていきます。忘却曲線の考え方に基づき、忘れかけたタイミングで復習を促します。
Ebbinghaus (1885) 忘却曲線思い出そうとする行為そのものが記憶を定着させます(検索練習効果)。だからテストを「評価」ではなく「学習」の中心に置いています。
Roediger & Karpicke (2006)理解が不十分なまま先に進むと、つまずきが積み重なります。前の段階に合格してから次へ進む設計(習熟基準学習)で、「わからないまま進む」を防ぎます。
Bloom (1968) Mastery Learningテストで確かめ、分析で次にやることを見つける。学習者自身が、毎日の学びを進められる仕組みです。
STEP0からSTEP4まで。日々の定着から本番前の実力確認まで、段階的に取り組みます。
目的:日本語学習を始めるための導入
日本語がまったくわからない学生が、日本語の授業を受けられるようになるための準備コースです。 ひらがな・カタカナの読み書きと、基本的なフレーズ(あいさつ、自己紹介、数字、曜日等)を 2〜3週間で習得します。
目的:文法・語彙を繰り返し確認し、定着を支える
JLPTの各レベルの文法に基づいた大量のフレーズに触れながら、文法を一つずつ確実に積み上げていくテストです。 各文法に10の例文と約5分の解説動画を用意しています。
テストは5段階です。1つの文法だけを確かめる「個別文法テスト」から始まり、 「前半テスト」(5つの文法)→「後半テスト」(10の文法)→「章末テスト」(30の文法)→「最終テスト」(全文法)へと、 範囲を広げながら進みます。同じ文法に、時間を置いて、別の範囲・別の問題で繰り返し出会う—— この「思い出す」体験の積み重ねが、記憶の定着を強めます。前の段階に合格してから次へ進む設計です。
復習のタイミングは、2つの独立した仕組みで検出します(二重復習推奨システム)。 復習箇所の特定はシステムに任せて、先生は指導そのものに集中できます。
理解
正答率ベース
これまでの正答率から、まだ身についていない文法を検出。理解不足のまま先に進むのを防ぎます。
記憶
経過日数ベース
最後に合格してからの日数から、忘れかけている範囲を検出。忘れる前の復習を促します。
目的:「いろどり」に沿って、場面ごとのCan-doを確認する
「いろどり」は国際交流基金が提供する生活日本語教材で、文法を知っているかではなく 「この課を学べば、日常生活で何ができるようになるか」を到達目標(Can-do)として設計されています。 STEP2はこの目標の達成度を測るので、テストで高得点を取ることが、 そのまま「実際の場面で使える」という自信につながります。
一度合格した課でも、直近の正答率が下がると「復習が必要」として再び表示されます。 合格して終わりにせず、実践的な運用力を保てているかを継続的に確認できます。 さらに、STEP3・STEP4で見つかった弱点も対応するこの課に結びつけて表示されるので、 「どこが弱いか」で終わらず「今すぐ何を復習すればいいか」まで迷わずたどり着けます。
目的:A1・A2など、レベルごとの到達度を確認する
CEFRのA1・A2それぞれの到達度を測るテストで、JF公式「生活日本語Can-do」(381項目)を 出題の基盤とし、JFT-Basicの試験構成にも沿っています。公的な指標に基づいた診断だから、 「今の自分がどのレベルにいるか」を、感覚ではなく客観的な到達度として把握できます。
不合格の場合、どのセクションが弱いかが具体的に示されるだけでなく、原因となっている Can-do項目がSTEP2の該当する課へのリンクとして案内されます。「できなかった」で終わらせず、 「次にどの課を復習すればいいか」まで一直線につながる設計です。
目的:JFT-Basic受験前の実力確認と試験対策に活用する
JFT-Basicと同じ4セクション構成(文字と語彙・会話と表現・聴解・読解)で、 本番前の総合的な実力を確認するテストです。難易度(A1・A2・A2+)別の分析もできます。 A2+は、A2の中でも難易度の高い問題として情緒屋が独自に設定したレベルで、 どの難しさの問題までなら得点できるかを掘り下げて確認するために用います。
JFT-Basicと同じ4セクション構成・出題形式で、豊富な数のセットを用意しています。 同じ問題を繰り返し覚えるのではなく、毎回違う構成の本番相当のテストに取り組めるので、 実戦力がそのまま鍛えられます。
正答率に応じて「優秀・良好・要改善」の3段階で、今の実力を示します。 合否で一喜一憂させるのではなく、本番までに何を強化すべきかを具体的に伝えることが目的です。 ここでも弱点のCan-do項目はSTEP2の該当する課へのリンクとして表示されるので、 実力診断がそのまま具体的な復習行動につながります。
分析画面は、結果を見るだけの場所ではありません。弱点を見つけたら、該当するテストや課へそのまま進めます。
分析ページではSTEP1〜STEP4を切り替え、自分の状況を確認できます。結果から、必要な復習先へワンタップで進めます。
すべてのSTEPに、学習者自身のための分析ページがあります。弱点と復習のタイミングが 自分のスマホでわかるから、先生に指示されなくても「テスト受験 → 弱点を発見 → 復習する → 再受験」の サイクルを自分の力で回せます。
未合格のテスト、理解度、復習時期を、文法ごとに確認します。
「いろどり」の書籍・課ごとに、Can-doの達成状況を確かめます。
A1・A2別に、セットと4つのセクションの到達度を確認します。
セットごとの成績比較に加え、難易度別・セクション別の到達度を確認します。
LMS(学習管理システム)は、Webテストでの受験内容を閲覧・分析するための管理ツールです。 学習者の理解度や課題を授業前に把握した上で、必要な学びを整えることができます。
達成率・合格率・平均解答時間など、クラスの大事な数字を一目で確認できます。 クラス全体で正答率が低い文法や、誤答の多いCan-doも自動で一覧に。 「次の授業でどこを重点的に扱うか」の判断材料が、授業前に揃います。
どのSTEPでも、クラス全体の結果をさらに掘り下げられます。 STEP1なら文法のカテゴリごと、STEP2ならいろどりの課や技能ごと、STEP3・STEP4ならセクション(文字と語彙・会話と表現・聴解・読解)や難易度ごと。 つまずきの原因を「どの範囲の、どんな問題傾向なのか」まで具体的に切り分けられます。
学生ごとに、スコアの推移・苦手な文法・復習が必要な範囲・分野別の得意不得意を確認できます。 「同じ問題の繰り返しで伸びたのか(復習の効果)」と「初めての問題でも解けるのか(実力の伸び)」を 分けて見られるグラフも用意しています。
クラスに到達目標(マイルストーン)を設定すれば、一人ひとりの遅れも把握でき、 「残り○日で文法テスト○個」といった具体的な目安も自動で示されます。
朝
ダッシュボードを開く。担当クラスの状況と、フォローが必要な学生が自動でリストアップされています。ログイン状況・連続不合格・正答率の低下から、システムが4段階(順調・注意・警告・危険)で判定します。
授業前
クラスの弱点をひとつ、今日の授業に反映。クラス全体で正答率の低い文法・Can-doが一覧になっているので、教案に取り入れるだけです。
放課後
丸付けは、ありません。採点・集計はすべて自動。個別の復習箇所の特定もシステムが行うので、先生は声かけと指導そのものに集中できます。
操作に迷ったときは、全ページに備わった操作ガイドがその場で使い方を案内します。 画面は多言語対応(日本語・英語・タガログ語)。現地の先生も、そのまま使えます。
学習者1人ごとのSTEP1〜4の学習状況をまとめた個人成績表(Excel)を、集計期間を指定して出力できます。 送出前の状況報告など、外部への提出資料としても使える形式です。クラス全員分の一括出力にも対応しています。
クラス単位の成績表は、STEP別のクラス平均・学生別の一覧・週ごとの推移の3つの切り口で1つのファイルに。 個人では見えない、クラス全体の傾向と変化を定期的に振り返れます。
学習者は自分で弱点に気づき、先生はクラスと個人の両方の視点で把握し、授業と個別フォローにつなげる。 この繰り返しを、システムが毎日支えます。
授業
教師
教材を使って授業を行う
受験
学習者
対応するSTEPのWebテストを受験
確認
学習者/教師
学習者は分析ページ、教師はLMSで確認
発見
教師
クラス共通の弱点と個別の弱点を見つける
対応
教師
共通の弱点は授業で、個別は声かけ・補習で
⑤のあとは再び①へ。このサイクルが、毎日まわり続けます。
| JLPT | CEFR | JFT-Basic |
|---|---|---|
| N5合格 | A1 | A1判定(145〜174点) |
| N4合格 | A2 | A2.2判定(200〜250点) |
| N3合格(〜103点) | A2 | ― |
| N3合格(104点〜) | B1 | ― |
| ― | ― | A2.1判定(175〜199点) |
出典:国際交流基金、日本語能力試験公式サイト。JFT-Basicは2026年8月から、従来のA2判定に加えてA1・A2.1の判定にも対応しています。
生活場面でのコミュニケーションに必要な日本語能力を測定する、国際交流基金の試験です。 特定技能1号・育成就労・留学の在留資格申請で、日本語能力の証明として利用できます。 文字と語彙・会話と表現・聴解・読解の4セクション、計約50問・60分。 コンピューターを使った受験形式(CBT)で、各国のテスト会場で実施されます。
就労開始前
A1/N5相当以上——日本語教育の参照枠A1/N5相当以上の日本語能力試験に合格すること、又は相当する講習を受講することが求められます。
開始から1年以内
A1/N5相当——日本語教育の参照枠A1/N5相当の日本語能力を修得し、試験を受けることが求められます(目標達成に向けた中間的評価)。また、技能検定基礎級等および日本語能力A1相当以上の試験(日本語能力試験N5等)への合格が、本人意向による転籍の条件となります。
3年間を通じて
A2/N4相当——基本的に、日本語教育の参照枠A2/N4相当の日本語能力を修得し、技能検定3級又は特定技能1号評価試験に合格することが、特定技能1号への移行要件となります。
出典:出入国在留管理庁「育成就労制度Q&A」「育成就労制度の関係省令等について」