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災害のとき、
テレビに出る日本語。

2026年5月、防災気象情報の呼び方が新しくなりました。 「警報」の意味が変わったわけではありません。ただ、いま日本に住むすべての人が、 この新しい呼び方を、もう一度覚え直しています。

2026-08-14
生活情報学び

近年、線状降水帯による大雨の被害が増えています。テレビやスマートフォンには、 聞き慣れない言葉の警報が次々に表示されます。この記事では、 警戒けいかいレベルの見方と、実際に画面に出る表示、 そして知っておきたいフレーズをまとめました。

01警戒レベルの新しい見方

2026年5月29日から、気象庁きしょうちょうが出す情報の名前に、 「レベル」の数字が付くようになりました。たとえば、これまでの「大雨警報」は 「レベル3大雨警報」のように表示されます。情報の名前を覚えていなくても、 数字が大きいほど危険——それだけ分かれば、今すること・避難のタイミングが判断できます。

1

早期そうき注意ちゅうい情報

数日先の危険に備える段階。今すぐの行動は不要です。

2

レベル2 ●●注意ちゅうい大雨注意報 など

ハザードマップで、自分の逃げる場所・道を確認しましょう。

3

レベル3 ●●警報けいほう→ 市区町村が「高齢者等避難」を発表

高齢者こうれいしゃや体の不自由な人、その支援者は、この段階で避難してください。

4

レベル4 ●●危険きけん警報けいほう2026年新設 → 市区町村が「避難指示」を発表

危険な場所にいる人は、レベル4になるまでに全員避難を終えてください。一番大事なレベルです。

5

レベル5 ●●特別とくべつ警報けいほう→ 市区町村が「緊急安全確保」を発表

すでに災害が起きている可能性がある段階。命を守る最善の行動を。

「●●」には、大雨・土砂災害・高潮・河川の氾濫など、災害の種類が入ります (例:レベル4大雨危険警報、レベル4土砂災害危険警報、レベル5氾濫特別警報)。 名前の形はすべて共通なので、種類が分からなくても数字だけで判断できます。

02実際にテレビに出る表示(例)

大雨のとき、テレビの画面にはこのような表示が出ます。下の帯(L字画面)には、 対象の地域や避難情報が流れます。実際の色や配置は放送局によって多少異なります。

線状せんじょう降水帯こうすいたいという言葉

同じ場所に、強い雨雲が何時間も続けてかかる現象です。「線状降水帯」という言葉が ニュースで使われたら、半日ほど前からの呼びかけ(気象防災速報)です。 その地域は、特に警戒が必要という意味だと覚えてください。

03スマートフォンが鳴ったら

独特な警告音とともに、スマートフォンに「緊急きんきゅう速報そくほうメール」が届くことがあります。 これは気象庁きしょうちょうや国からの情報を、瞬時に全員へ届ける仕組み(Jアラート)によるものです。 大雨・避難情報だけでなく、緊急地震速報や津波警報もこの音で届きます。 この音が鳴ったら、まず画面の内容を確認してください。

04覚えておきたいフレーズ

聞く・見る

避難ひなんしてください

Please evacuate.

危険きけん場所ばしょからはなれてください

Move away from dangerous areas.

不要不急ふようふきゅう外出がいしゅつひかえてください

Avoid going out unless necessary.

たかいところへ避難ひなんしてください

Move to higher ground.

自分から伝える

避難所ひなんじょはどこですか

Where is the evacuation shelter?

たすけてください

Please help me.

けがをしています

I am injured.

〇〇語がはなせるひとはいますか

Is there anyone who speaks [language]?

05理解度チェック

Quiz

3問です。読んだ内容を確認しましょう。

Q1. 「レベル4」の情報が出たら、危険な場所にいる人は何をしますか?

正解は「全員、危険な場所から避難する」。レベル4は「危険な場所にいる人は全員ここまでに避難」という、一番大事な段階です。

Q2. 独特な警告音とともに、スマートフォンへ情報を届ける仕組みの名前は?

正解は「Jアラート」。気象庁や国からの情報を、瞬時に全員へ届ける仕組みです。

Q3. ニュースで「線状降水帯」という言葉が使われたら、どういう意味ですか?

正解は「その地域は特に警戒が必要」。半日ほど前からの呼びかけ(気象防災速報)として使われます。

※実際の避難行動は、お住まいの市区町村の指示に従ってください。この記事は言葉の意味を理解するための解説です。